バーチャルオフィスのinsquare|TOP > インスクエアメルマガ バックナンバー


TOP >> ;『京都からその2』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1283

『京都からその2』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1283

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━■

エイジレスな起業支援
インスクエアが送る【最新!ビジネス情報】

http://in-sq.com

■━━━━━━[vol.1283] 2017/05/19━━■

メルマガ無料購読申込はこちら

━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -『 京都からその2 』
━━┃…………………………………………………………
┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
すでにお知らせの通り5月1日京都へ転居し、新しく学生との
ビジネスを追求しようとしています。
従来の、APIエコノミー市場開拓とは全く違った活動となります。

日々こんなことが事業になるのか、という疑問を持ちながらの行動です。
このメルマガでは、以前から私の活動の準リアルタイムでの
伝達でしたから継続します。
インスクエアビジネスニュースですから、ビジネス直結情報が
本来の姿ですが、どこにもない情報という事でお役に立つ局面が
あるかもしれません。

大学というより、学生からの起業が狙いです。
産学共同、産官学連携がいいか悪いかという議論もありましたが、
事実としてこれは過去形です。
潤沢な資金を持つ大企業が、予算削減で苦しくなった大学の
研究費を負担する。
寄付講座を作ると言う事は常態化しています。

このメルマガは、今日(5月19日)大学の学生控室で書いています。
途中の本部の建物には、P&Gの講演会の案内看板がありました。
「グローバル人材育成について」、NTT、日本航空のセミナーもあります。
採用目的の講演会と推定します。

学生は通過ステップですから、出口が来ます。
就職、研究者、教師といったところが中心ですが、警視庁というのも
最近目にしました。サイバーテロ対策要員です。理学部への募集でした。
リクルートスーツの学生も目につきます。

就活が早くなっています。
併せて大学院入試の時期も早くなっています。
5月願書受け付けもあります。
大学院に落ちたら就職、という転換をスムースにと言う事ですね。

ここに、起業という選択肢を強引に持ち込みます。
現時点では、理論的には就職以外の選択肢の存在を理解できても
現実的選択肢になりえていないのです。
具体的に提案していきます。
既存秩序に依存しない、自分の創意工夫による生き方の提案です。

これは就職時点の選択としてではなく、もっと前=入学時点からの
活動選択として提案します。
ある生活パターンを数年継続すると、若者でも転換は難しい。
守るものができてしまいます。

20歳前で、いきなり思い立ったことに注力する。
このことは、いつの時代も珍しいことではありません。
若者は無謀です。(あってほしい)
ビジネスの領域で成功の可能性を高めるようなガイドと、
そそのかしが求められている。

勝手な思いと共に、現実の理解も不可欠です。
5月は、とにかく空気になじむこととしています。
こちらから働き掛けはなく、同じ空間で一定の時間を過ごし、
目の前を通り過ぎていく学生を眺めています。

楽しそうな会話、図書館前の大量の自転車、控室の静寂さ、
参考書の学習、真剣にやっています。
当然ですが45年前とは大きく異なっています。
きちんとした学習=知識習得が要求されています。
強制されている側面もあるでしょうが、知識の吸収は楽しい。

大学院入試、学部編入試験(学士入学)要綱を見ても、
厳しくなっています。
特に英語はTOEICの結果添付が要求されています。
英語の講座もたくさんあります。

過去を懐かしいとか、どちらがいいという評論は不要で、
この現状からビジネス=起業によるイノベーションを追求する
学生を生み出していく。
これが課題です。

広い意味で、大学とは何を追求する場か、と言う事になります。
現在の環境は、高度な知識、技術の習得・蓄積の場です。

ニーチェが言うところの、奴隷期からラクダへの転換にあたって
習得した知識=権威への批判が欠落です。
これは、当然ですが権威の側から提供するものではありません。
奴隷を過ぎて、ラクダ期に入った人間が自分で主張するものです。
権威の側もラクダ期を脱していないと、それを押さえつけて紛争になる。
赤子の域に達すると、その批判を受け入れて創造につなげる。

これは、今回私が活動の基本としている、哲学者梅原猛氏による
ニーチェの主張です。
権威秩序への批判を焚きつける。
これは過去の世界的に起きた政治的な活動でなく、現代では
ビジネス提案として実践ができる。

世界を見ると、スタンフォードでは、現実に成果が出ている。
Google,Yahooは高度な専門知識による技術開発の産物ではない。
起業=ビジネスが当たり前の環境で、数名が行ったこと。
現状に対する変革の意思と、それを実現するための試行錯誤の努力、
集中的な時間投入、周辺から支えるスタッフ、初期資金の提供、
などの産物です。

こんな環境があれば、きっといくつかの企画が飛び立てる。(はず)
いろいろな思いを抱えながら、5月は雰囲気への溶け込み期間とします。

京都からの活動開始の報告でした。

—————————————————————-
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年  株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
—————————————————————-

関連記事

« 6月 2024 4月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30