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『年末年始の活動』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1177

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■━━━━━━[vol.1177] 2017/01/06━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 年末年始の活動 』
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  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
今日は2017年1月私の最初のメルマガです。

2017年も毎週金曜、30万社HPコンテンツビジネスの市場開拓活動を、
準リアルタイムでお伝えしていきます。

私の目標とするEXIT=キャッシュアウトまであと6か月ですが、12月に報
告の通り、APIエコノミー進捗は思わしくありません。
事実を受け止めて、軌道修正のために次の活動を準備します。

世の中は、年末年始で動きが止まります。
この期間は、比較的時間がかかることを集中的に行うことができます。
他人が休む時に動く。ベンチャーの基本。

今回はAPIエコノミーに乗って、コンテンツ市場創出の目論見が外れ、コ
ンテンツの利用、活用領域により深く入っていくことを考えました。
現在、APIプロバイダーとしてのサービスメニューは、コンテンツ=30万
社HP情報を中心として、関連する電話帳、法人ナンバーをDBMS=データベ
ースマネジメントシステムに蓄積、検索、参照をAPIで提供しています。

次のサービスは、検索、参照の仕組みに手を入れます。
技術的な変革も、この領域は顕著に進んでいます。
AI=人工知能、機械学習、ディープラーニング、コグニティブコンピュー
ティングなどいろいろな表現がありますが、人の認識、判断の一部を肩代
わりできるようになってきたということです。
以下はAIと総称します。

元から、ほとんどのAIは、膨大なコンテンツの存在が前提です。
人の認識と類似で、「学習」というステップが存在します。
犬と猫の画像識別ができるためには、これは犬、これは猫と分類されたた
くさんの画像データが必要です。

保有している、会社情報、食のレシピ情報も当然AIとしての活用は可能
です。
キーワードによる絞り込みなど、全文検索機能といった既存技術では十分
対応できてなかったことが実現できそうです。

例えば、新規顧客開拓にあたって、既存顧客と似ている会社を抽出したい
ということは多々あります。
AIを使うともっと効率的に、高精度に抽出できるのでは。
実践あるのみです。

新しい技術の取り込みは、常にその技術習得が必要です。
何度か触れてきていますが、クラウド時代は、この過程が極端に短縮化可
能です。
技術の専門家=プロの存在価値を否定するものではありませんが、適用方
式が不確定な中での試行錯誤段階は、データの解釈側での検証です。
AIエンジニアが個別データの意味を理解する、もしくはデータ解析者が、
専門的な技術ハードルを越えるのか、選択です。

当然、後者の選択。
IBMクラウドBluemixで提供するWatsonの利用です。
12月31日「初めてのWatson」(リックテレコム)を購入し、この解説事
例をすべてトレースして習得することを年末年始の目標としました。
これはアマゾンではなく、書店でじっくり1時間、類似書籍と比較しての
選定です。現在、この検討はアマゾンではできない。

解説書ですから、購入後31日夜には通読しました。
1日から個別の事例を、Bluemixを使って確認しています。
2016年11月4日発行ですから2か月しか経過していませんが、UIは一部
変化していて戸惑うこともあります。

通読して分かったつもりになることと、記載事例を自分で再現することの
違いは大きい。労力、時間もかかるが、得るものも大きいはず。
ということで、JSONのフォーマット、Solrへのデータ投入、node.jsの
スクリプトなど、キーボードからの打ち込み含めて演習です。

録音した音声ファイルから、テキストデータヘの変換もあります。
過去ボイスレコーダで録音したデータフォーマットはMP3、Watsonの入力
ははwav、フォーマット変換ソフトをダウンロードして変換。

目標として、明日からの3連休明け、9日までの終了でしたが、もう少し、
かかりそうです。
220ページの書籍ですが、昨日1月5日現在で123ページまで進んでいま
す。
一番の関心項目は、Solrの全文検索結果をWatsonでランク付けする機能
でした。

作成データがなかなか通らなくて苦戦しましたが、1項目の入力漏れが原
因でした。わかってみれば当たり前。
100万件ほどのデータ投入にも耐えられそうです。

画像認識も次にあります。
こちらは犬と猫ではなくて、レシピの画像識別が課題です。
まずは解説本の範囲で確認、次に応用です。

APIエコノミーからコグニティブコンピューティングのAPIプロバイダー
へ転換していきます。
2017年もメルマガでのお付き合いよろしくお願いします。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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