『飲食店業界の推移 今、時代の変わり目』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1256
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■━━━━━━[vol.1256] 2017/04/12━■
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01本日のコラム -
飲食店業界の推移 今、時代の変わり目
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白濱 一久 (飲食店・食品商品開発プロデューサー)
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昨日は急に寒くなり、4月中旬にコートを慌てて引っ張り出した方
もいらっしゃるのではないでしょうか?早く暖かい春が訪れてほし
いものです。
さて、本題です。
「飲食業界の推移 今、時代変わり目」をお伝えしたと思います。
3月26日「魚民」「笑笑」「白木屋」などを展開するモンテローザ
が大量閉店。というニュースが飛び込んできました。2100店舗を超
える時期もあったようですが、ここにきて数百店規模で閉店してい
ます。予想される原因は同一業態多店舗居酒屋業態の衰退ともう一
つは全国の飲食店が悩みとしている人材不足です。
このような巨大チェーンはもうこの時代には合わないのです。
SNSやインターネットの普及によって、今では僻地の飲食店のメニュ
ーやその日の味のブレまで、世界中どこにいても情報が入手できる
時代にチェーン店の持ち味である看板・店名が同じどこの系列店に
行っても安定のメニュー・品質の意味がなくなりました。
そこで最近は、他業態を数十店舗経営する飲食店企業が増えてきま
した。
流行りや得意技を使って、地域、出店地に合う業態を複数生み出す
やり方です。
ただ、ここにも、SNSやインターネットが大きな力になります。
今では、検索すれば、自分たちがやりたい業態に近い店の内装から
メニューまですぐに調べる事が出来ます。
20数年前は○○総研みたいな飲食部門のコンサルティングの方々は
デジカメもネットもありませんから、ピンマイクをつけて、すべて
のメニューを食べながら録音するという涙ぐましい努力をしたり、
有名店のメニューはすぐ盗まれるというアナログな問題も多数発生
していました。
また、複数業態を作って、その業態を売却する企業も増えてきまし
た。
この経営の方法は以前は飲食大手企業しかやっていなかったのです
が、最近では数十店舗の経営規模でも頻繁に耳にするようになりま
した。
今後は、ハラルも含めてインバウンド需要を狙う飲食店も増えます。
さらに、食材や飲料のメーカーもインバウンド対応商品を続々と開
発を進めています。
桜や抹茶のリキュールやクラフトスピリッツのような、地元産品を
使った地方で少量だけ製造する蒸留酒等も増えることでしょう。
弱肉強食の飲食業も大手以外にチャンスが目ぐってくる時代になり
ました。
商品開発や店舗プロデュースの話も増え続けています。
時代が変わる瞬間の時代の寵児たちの誕生を楽しみにしている今日
この頃です。
そんな、こんなで、新商品開発の依頼、飲食店のプロデュースも
随時受け付けております。
下記、メールアドレスまでお連絡下さい。
それでは、多謝・再見
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▼プロフィール:飲食店・食品プロデューサー
・氏名:白浜 一久(しらはま かずひさ)
・出身:福岡県
飲食プロデュース歴17年
国内8業態56店舗、海外4業態7店舗の実績
食品商品開発・地方ブランディング歴8年
インスクエアサポーター(食品飲食ビジネス・海外進出担当)
連絡先:shirahama.imagine@gmail.com
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