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『京都へ(2)』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1269

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01 ┃ 本日のコラム -『 京都へ(2) 』
━━┃…………………………………………………………
┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
金曜日はAPIエコノミー活動記録を、準リアルタイムで
お伝えしています。

今日は先週、4月21日の続編として「京都へ(2)」です。
何を考えて今、京都へ行こうとしているのかの紹介です。
隠居ではありません。新しいビジネスの場です。
66歳を前に本を読んでいて、ピンときたことです。

ドイツの哲学者ニーチェの説を、日本の哲学者梅原猛が
「梅原猛の授業仏教」(朝日新聞社。2002年)で解説していました。
おそらく70歳ごろだと思いますが、仏教系の中学生を
対象とした授業を本にしたものです。

日本の公立学校では宗教教育をしてはいけない。
この制約があるので、仏教系私立中学での授業です。
いま若者に伝えておくことがある。という熱意がこもっています。
主たるテーマは「人生に宗教は必要か」です。

人生を3つの段階で考える、ニーチェの引用があります。
「ラクダ」「ライオン」「赤子(あかご)」。
人は、ラクダで始まって赤子で終える。

ラクダの徳は忍耐。重い荷物をもって砂漠を歩むように、
人類が積み重ねた、膨大な知識を短時間で学ぶ。
ひたすら学ぶ過程です。受験勉強が対応します。

そのあとライオン。教えてもらったものを学ぶだけでなく、
その知識を批判する。大学生から社会人の段階です。
学ぶだけでは創造ができない。自己主張です。

しかし、批判で終わってはいけない。赤子の段階へ。
赤子のような無邪気な心になってはじめて創造ができる。
梅原氏の個人的な交友、体験が記されています。
『えらい先生たちはすべて赤子のような無邪気な心を持っていた』
湯川秀樹氏が、群馬でチンドン屋に見とれていたこと。
今西錦司氏が、サルと仲良しになることから研究を始めた。

以上が、ニーチェ説の梅原猛氏の紹介でした。
私もラクダ、ライオン期でうまくいったこと、失敗したこと、
仲間との交流、対立、抗争色々経験してきます。
まとめとして、コンテンツ市場開拓でしたが停滞。

確実に体力、知力は衰えますから、同じ戦い、批判・創造を
継続することはむつかしくなります。
ライオン期から赤子への脱却の発想、弁証法的には
止揚=アウフヘーベン?

66歳からの人生=ビジネスを考えます。
自分の体験、ライオン期の赤子期の人たちとの交流を反芻します。
既存の秩序への反抗は、大学から始まります。
個人差、時代背景、場の影響もあります。

ノーベル賞を受賞した『えらい先生』にいきなり議論を
吹っ掛ける。自宅へ押しかけることもありました。
仲間が精神的な問題を抱えると、精神分析の講座担当教授に
コンタクト、カウンセリングをお願いする。

地域活動に入って、授業を受けていない仲間の卒業に必要な
単位をよこせと交渉に行く。
これは、ドイツ人のドイツ語教授でした。
あきれていましたが、レポートで単位が出ました。

ライオンの反抗を、赤子の先人が受け止めてくれていたと
いうことでしょう。当時は、全く気がついていませんでしたが。

赤子としての創造を行うには、ライオンからの直接の刺激が
不可欠です。
自分がかつて経験した場に、赤子で戻る。
『えらい先生』にはなれませんが、ライオンの反抗の蓄積はある。

18世紀からのアカデミズム、政治は今、影響力を持たない。
ビジネスと経済=お金が、「社会から大学への要請」として力を持つ。

異論、反対意見を含め、すべてを受け入れて新しいビジネスを
創造する。
余暇を過ごすわけでなく、奉仕でもない真剣なビジネスです。
自己主張のライオンとは違った、新しい世界を創ります。

日の丸Googleプロジェクトもありました。
国が予算をつけて、Googleのようなサービスを作る?
国家主導でできるのは先行の精緻なコピー。

私だけでなく、いろいろな経験知=熟年知を持って、赤子の
ビジネスを指向する人がたくさん出てくると、とても楽しい。
18歳の青年と65歳以上の高齢者が、勝手にプロジェクトを組む。
Google,yahooのような、インパクトがあるサービスが
できるかもしれない。できないかもしれないが。

5月1日から京都で活動開始です。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年  株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『最近、人前で恥かいてますか?』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1268

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01本日のコラム -

最近、人前で恥かいてますか?
…………………………………………………
坂口真梨奈 (株式会社スパークトレーディングジャパン 代表取締役)
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皆さまこんちには!
スパークトレーディングの坂口です。

今日は、先日聞いていたオーディオ
テープの中で、「なるほど!」と思
った斉藤一人さんの話についてシェ
アしようと思います。

斉藤一人さんと言えば、銀座まるかん
の創設者であり、実業で納税日本一に
なったことでも有名ですね。

分かりやすくユーモアがあり、商売
人魂が込められた一人さんの話が好
きな方は全国に大勢いることでしょう。

そんな一人さんの「恥をかくことは
成功の近道」という話の中で日本人は
、「恥をかくことをスゴく嫌がる」
という話がありました。

先日、「日本人セミナーあるある」
と題したメルマガの中で、”セミナー
最後の質疑応答の場面で、講師から
質問を求められると「シーン」とし
てしまう場面を皆様も一度は体験し
たことがあるはず”と書きましたが、
まさにそれです。

儒教の影響もあって、昔から「恥をか
くことがいけない」と教えられてきた
日本人。

人前で質問することによって、「そんな
ことも知らないのか?」と思われるこ
とが人一倍嫌なんだとか。そのため、
萎縮してしまっている人が多いそうです。

しかし一人さん曰く、

“利口になる時というのは、自分が馬鹿
だったと気付く時。そのためには、恥を
かかないと成長できない。恥かきながら
覚えたことは一生忘れない、だから次は
そうならないようにすればいい。

「こんなことも知らないのか」という質問
ができる人を見たときは、

「勇気がある人だ、代表して聞いてくれて
ありがとう」と感じるべきだ。そして、
頭のいい人ほど、知らないことは質問する
クセがある”・・・と。

この最後の一文を聞いたとき、なるほど・・・
と、私は即座に、日々尊敬している方々の
顔が思い浮かびました。

分からないことは積極的に聞き、恥をかき
ながら成長しようというこの話を私は自分
の体験に当てはめて聞いていました。

私は、全くの異業種から中古車業界に入り
ました。

ましてや、文化や習慣の異なる外国人と
ビジネスをしていると、しつこい程に質問
しないと正確に理解できない場面がよくあります。

しかし、そこを何回もしつこい程に聞ける
日本人は、実はとっても少ないのです。

「また確認するのは、失礼ではないか?」とか

「そんなことも理解できないのか?と思われて
しまうのではないか」と考えてしまうのです。

しかし私、そこは得意なんです。(笑)
経験が無かった分、恥をかいてもしょうがない
と、自分なりに受け止められているのかもしれ
ません。

同時に、こうやって実践的な知識は蓄積されて
いくのだなと実感しています。

これが同じ文化を持つ日本人同士であれば、
言わずとも、常識や礼儀にあてはめて考えれ
ば理解できることもあるでしょう。

しかし相手は外国人。
お互いに誤解があるまま話が進んでしまうより、
しつこい程に確認した方がずっと良いはずです。
皆様もぜひ、ご自身の体験に当てはめて、恥を
かけるポイントを探してみてくださいね。

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▼プロフィール:インスクエア サポーター

・氏名:坂口 真梨奈(さかぐち まりな)
・出身:神奈川県横浜市
・役職:㈱スパークトレーディングジャパン代表取締役
・職種:海外ビジネスコンサルティング、貿易
【会社HP】http://sparktrading.co.jp/
【メール】marina.sakaguchi@sparktrading.co.jp
【ブログ】
http://profile.ameba.jp/sparktradingjapan/?frm_id=v.mypage-profile–myname

中小企業としていち早く南アフリカ、レソトに拠点を設立。
人口拡大、経済成長が著しいアフリカ大陸への日本企業進出をバックアップ。
初めての就職で米国へ渡り、以降「外から見た日本」の姿を分析。
海外ビジネスにおいてマーケティングとローカライズを重要視している。

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