『京都から』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1277
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■━━━━━━[vol.1277] 2017/05/12━━■
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01 ┃ 本日のコラム -『 京都から 』
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┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
前回連休前、4月28日メルマガにてお知らせの通り、5月1日
京都へ転居しました。
生活環境整備から大学の雰囲気に馴染むべく、連休を過ごしました。
大学をビジネスの拠点に、学生によるイノベーションを実現。
に向けて活動開始です。
43年ぶりの京都での生活と、学内徘徊です。
京都は1200年間、同じ日=祭りに同じ場所に、竹を立てるような
地域ですから、半世紀程度は短い?
学内の建物は、ほぼすべて変わっています。
宇治に一部施設がありましたが、桂キャンパスも新設です。
本部には建物がたくさんあって、空き地がない。
学部名称などは変化がないのですが、建物に固有名称がついて
タイトルでは識別できない。
工学部は建築、航空、土木といった分かりやすい名称でしたが、
総合研究6号館といった名称になっています。
「総合」とともに氾濫する名称が「イノベーション」です。
私のキーワードでもあります。
「桂イノベーションパーク」「イノベーションプラザ棟」
「国際科学イノベーション棟」「メディカルイノベーション棟」
「宇治地区先端イノベーション拠点施設」
期待と願いが、名称にこもっているようです。
立派な建物から、イノベーションが生まれるわけではない。
私のやり方で、実現を目指します。
連休中も、研究室は30%程度稼働していたようです。
図書館前には、自転車が大量に止まっています。
学生は知識の吸収に努めています。
標準学習過程なるものも整備されて、1回生ではここまで、
3回生で単位習得し、最終年度は卒論とあります。
確かにこれは大変そうです。
受験を終えて、ほんと一息、もっと難しく深い勉強に入る。
確実に知識が増えていくことは楽しいのですが、なにか違う。
その先にはイノベーションはない。
大多数は現在の既存コースを進むのですが、1%程度は違った
実践活動を行い、世の中へインパクトを与えていく。
産学連携は当たり前、野村證券の寄付講座もある時代です。
研究予算削減で、自助努力必須です。
大学から、というより学生からの起業、ビジネスを起こしていく。
1万学生の内100人は起業。2年程度で結果を出して、リトライ
もしくは標準コースへ復帰。
スタンフォードもいきなりサンマイクロ、シスコが出たわけでなく
失敗の山から成功者が出ている。(に違いない)
勝手な思いですから、相手には簡単には伝わらない。
焦らず、アプローチを考えます。
5月は観察、雰囲気の吸収です。
40年前を思い出しながら、学内を徘徊、停留します。
6月から100人を探す行動に移ります。
もう一つの大切な課題は、収入確保です。
学生起業促進もビジネスとして実施ですが、しばらく
収益を生みません。
関西地区における、助成金パッケージの普及活動を行って
いきます。
4月から新年度で一部制度も変更となり、サービスメニューも
新しく作りました。
私の大学での活動を支える、大切なビジネスです。
こちらも、地域的な差がありそうです。
関西版をアレンジして対応します。
現在の日本は、経済活動は明らかに東京集中です。
主たるビジネスは、東京で動きます。
東京で活動することには、大きなビジネスチャンスがあります。
最先端技術、ビジネスモデルは顕著です。
ある時期=年齢をきっかけとして、周りの動きではなく、自分の
企画で進めるビジネスへの転換もあります。
東京を離れることで、雑音からの隔離効果もあります。
京都からの活動開始の報告でした。
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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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