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『大竹編集長との会話:京都にて』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1301

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■━━━━━━[vol.1301] 2017/06/09━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 大竹編集長との会話:京都にて 』
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  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
昨日、大竹編集長とのミーティングを京都で持つことができました。
今日はその会話をお伝えします。

5月1日に京都へ移転して1か月経過です。
今回大竹さんが、関西訪問の帰路ということで、
京都の「アジト」(火曜隔週担当の重村弁護士命名です)
へ来ていただきました。
実に1100号記念内輪の会以来の、会話でした。

大竹さんはストックビジネスの提供者として書籍、講演など多忙です。
全国規模のラーメンチェーンの創業から、インスクエアを含む不動産へ、
その経験をストックビジネス伝道者として活躍です。

まず「アジト」に対しては、不動産専門家として民泊の進めです。
部屋単価7000円で3部屋、2万円を30日60万円の収益ですよ。
まあ、周辺との関係もあり実現しないのですが、拝聴です。

現在手掛けている課題としては、やはり高齢化社会を反映して、
事業継承です。

安定的収益企業の経営継承です。
今問題なくても成長性がないと、後継者が出てこない。
エグジット=出口はMAですね。
この領域には大竹さんは継続して関心があります。

大企業管理職退職者の、顧問ビジネスも話題となります。
金融機関支店長経験者、大手の元部長の退職後の仕事として
顧問が広がっている。
なかなか、本来の顧問としての活動実績が上がりにくい。

私の課題は、京都での学生起業支援です。
すでに事業が存在し、継承という課題が明らかになっている
テーマとは異なり、まだ活動が明確になっていません。
活動計画立案中という段階です。
スタンフォードの作風創出というスローガンまでです。
これには異論がありません。

並行して手掛けようとしている、映像機器の会社については
カメラという単品商品の危うさ、大手との差別化の維持、商品
ライン拡大のリスク、会社の特徴は商品ではなく顧客にあるケースがある
といった、忌憚ない意見を交換できました。

次の訪問予定、書店:天狼院京都店へバスで移動です。
北大路駅から四条河原町へ15分です。
私がいたころは、バスでなく市電=路面電車でした、という会話をしながら
風景を眺めます。

職業的な習慣です。ラーメン店が多いと気が付いたようです。
全国チェーン構築に際して、京都は苦戦したそうです。
学生が多く、一方では観光客です。
わざわざ京都でチェーン店に入らない?
儲かったので、京都の高級ホテルに泊まった記憶などあるそうです。

四条河原町では、京都の老舗「眠眠」を案内しました。
半世紀以上同じ場所にあります。
おそらくメニューも変わりません。
疎水を見ながらの昼食でした。チャーハン餃子とレバニラ定食。

書店天狼院は、民家改装と言う事で祇園四条から少し奥まった
ところにあります。
1階が書店、2階がカフェーです。
ちゃんと「ストックビジネスの教科書」が3冊ありました。
大竹さん満足。

たくさんの書店が閉店に追い込まれる中で、なぜ天狼院が
経営できているか、解説を受けました。
書籍販売=物販の収益へ依存するのでなく、独自コンテンツの
配信ビジネスへの転換が収益を支えている。
やはりカギはコンテンツです。

日光東照宮、湯島天神で1日100万円の売上を挙げたこともある、
大福の企画販売会社の経営的な苦しさを、私も経験しています。
100万円売るときは、昼も食べる時間がない忙しさ。
利益も出ます。しかしそれは1年で10日ほど。
300日は、アルバイト人件費も出ないことが続く。

本が売れなくても書店としての存在感を前面に出して、コンテンツの
支持者を増やす。新事業モデルと理解しました。
簡単ではなさそうですが、確かに独自の創意工夫の世界です。
現場を見ることで、より感覚がつかめます。
カフェーのコーヒーを飲んで挨拶記念撮影、退出です。

私のほうはまだ現場が作れてないので、見せることができません。
焦らずに進めます。

京都は小さな町です。基本は徒歩圏です。
四条河原町で徒歩で某所へ行くという、大竹さんと別れました。

短い時間でしたが、たくさんのビジネスモデルなど意見交換が
できました。

追記です。
新大阪の某有名ビジネスホテルに宿泊したそうですが、シングル
12000円にあきれていました。
これも、民泊の話題につながったようです。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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