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『地方食品の金の卵を探せ!流通価格の問題改革』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1462

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■━━━━━━[vol.1462]2017/12/20━■

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01本日のコラム -

地方食品の金の卵を探せ!流通価格の問題改革
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白濱 一久 (飲食店・食品商品開発プロデューサー)
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こんにちは!

今年も残りあと11日。師走は言葉とおり走り抜けていきます
が、来年の予定も目標も固めつつ忙しく走り回っております

来年は地方を回りつつ、しっかりと新商品開発を進めていき
たいと思います。

さて、今日の本題です。

「地方食品の金の卵を探せ!流通価格の問題改革」

です。

仕事柄、日本全国で食の商品開発の相談を受けます。先週も
関西地区役10社の皆様と色々と話し合いをしました。

数十商品の中で一商品ほどの割合で少しのアドバイスで全国
で売れそうな商品に出会います。

しかしそこで必ず問題になるのが価格です。

地方の食品は、自社またはお土産屋・道の駅等で販売してい
る場合が多く、一般流通よりも比較的高額で販売しています

簡単にいうと問屋さんを介さない、または競合が少ないため
しっかり利益をとった値決めをしています。

その商品を、全国規模のヒット商品にしようとすると、その
商品価格の適正価格、つまり、今より安い価格設定で販売す
る必要があります。

単純にライバル商品が増えるからです。

物流にかかる費用も増えますので、さらに利益が減ります。

そこで、一から商品開発し直す必要があります。

また、販売方法もいくつかの違う方法を考えます。

まずは、最近増えている食のセレクトショップ、
「Dean&Deluca」さんや「久世福商店」さんのダブルブラン
ドを目指す方法です。

食のセレクトショップは、ブランディングにより、価値ある
商品を生産者・メーカー・流通・小売店が適正利益を確保可
能な価格設定されています。

「この価値があれば、この価格は適正」

このように考える顧客をしっかりと捕まえて商いを伸ばして
います。

単独の商品で商圏を増やすのは大変ですが、このダブルネー
ムによる販売方法は、地方のメーカーさんにとっては力強い
パートナー企業として今後重要な選択しになると思います。

次に、全国の道の駅においてもらう方法です。
最近では地域の産品だけではなく、全国の良い商品を販売す
る道の駅が増えてきています。

道の駅は本来、地域産品を旅行者に販売して、地域活性化を
目指すものですが、売り上げ確保・地域への貢献のため、他
地域の商品を地元の方々に販売する店舗が増えています。

それではなぜ、他地域の道の駅を商圏として件とする必要が
あるか?それは

道の駅はメーカーとしては利益が確保しやすい取引条件の場
合が多いためです。

希望小売価格の20%を手数料でとられるますが、通常の小売
流通では問屋さんが介在し、メーカーの利益は大体10%程度
ですが、問屋を介さない道の駅の場合は20%以上利益を確保
できます。

ここを逃さない手はありませんね。

ネット時代ですが、アナログにも利益確保できる方法はまだ
まだあります。

デジタル商圏とアナログ商圏。

両方見ながらしっかりと利益確保していきたいものです。

さてさてそんなこんなで海外視察、新商品開発の依頼、飲食店
のプロデュースも随時受け付けております。
下記、メールアドレスまでお連絡下さい。

それでは、多謝・再見
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▼プロフィール:飲食店・食品プロデューサー
・氏名:白濱 一久(しらはま かずひさ)
・出身:福岡県
フーディア株式会社 代表取締役

http://foodia-inc.com/

飲食プロデュース歴17年
国内8業態62店舗、海外4業態7店舗の実績
食品商品開発・地方ブランディング歴8年
インスクエアサポーター(食品飲食ビジネス・海外進出担当)
連絡先:shirahama.imagine@gmail.com
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