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『社長には足りないものがある!』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1559

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01本日のコラム - 

『 社長には足りないものがある! 』

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大竹 啓裕 (ハッチ・ワーク社長)
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お仕事中お邪魔します。

大竹です

DMM.com いったいこの会社は何の会社なんだ!

いったいどこを目指しているんだ!

そんなことを考えたことありませんか

私も気になる会社でした。

そんなDMM、実態は、時間とともに事業基盤が強固になる

ストック型の企業にどんどん変貌しています。

動画・配信事業    36.5%
オンラインゲーム 27.0%
エナジー事業     22.0%
通販・レンタル     7.5%
その他         7.0%

もう動画配信がメインの会社ではないですね。

最新号5月「実践企業レポート」にてDMM.comの解読を行いました

◆今日はレポートの中で、私が気になった部分にフォーカスしてお話します

亀山会長の発言から

「Amazonと競合しない領域で事業をやっていく」

「商人(あきんど)は表現者じゃなくて、実行者だからね。喧嘩は相手を見てやるし、やるなら勝たなきゃ」

「金はいい値で出すけど、半年で形にならなかったらクビ」(亀山会長直轄の外部人材 カメチョク)

沢山の語録を残す亀山会長ですが

元々のアイディアマンながら

「50歳にもなるとアイデアが浮かばなくなる。SNSやスマホ……となると頭がついていかない」

ということから、2011年に「カメチョク」(亀山氏直下の

新規事業部隊)を社内に設置。

起業家らのアイデアを持った外部の人へと新規事業開発を

業務委託する仕組みを構築して、大ヒットとなった

オンラインゲーム「艦隊これくしょん」や「DMM英会話」

「3Dプリンターサービス」などの成功を実現しました。

あの次々と新規事業が生まれる背景はこれだったんですね。

◆私は今回のレポートのなかで亀山会長の本心と

そこでカメチョクを作った考えに共感しました。

DMMの成長の源泉は会長のアイデアだったはず

それに躊躇せず推進する突破力は並外れています

しかし、ある時、

50歳を超えるとアイデアも出ないと素直に認め

「カメチョク」という外部人材を活用して、

自分の能力を補ったのです。

私は心底商売のやり方、事業をする世界が変わったと思っています

自分の理解できる範囲なら、経験と勘の勝負でも勝てますが

理解を超えた世界では戦い方を変えなければいけない

もう一度自分を鍛得直しますか?

◆今やスマホがあらゆる事業のベースになったことで

アプリ一つで既存事業を消し去ることも起こり得ます。

あなたに事業の周りもまさに同じ環境です。

まるでオセロのように、いつ何時ひっくり変えるかわからない中での経営

歴史上これほどスピードの速いビジネス環境を経験した人はいないんです。

亀山会長でさえそれを身に染みて感じて一手を打ったわけですから

社長だけのアイデアで事業が永続することは到底あり得ない。

◆共感したのは私も同様に限界を感じて腹をくくり、会社を変え

また別に学びの場としてストックビジネスアカデミーを作ったからです。

これからはみんなでどれだけ知恵を出し合えるかの勝負です

集まる情報は独り占めしたってしょうがない

みんなで共に戦うために分け合うんです。

まず私が、失敗も成功も全部出して見せていきます。

それと大事なことがもう一つ

環境変化に翻弄されてブレないように、メンター的な人も必要です。

それは私とエンジョイ先生が担いましょう。

オンライン会員の実践会お試し参加制度もあるので一度見に来て下さい。

ちなみに「DMM.comの解読」レポートは、

オンライン会員申し込みで購読できます。

バックナンバーの無料サンプルもございますのでご覧ください。

【無料のサンプル】ダウンロードはコチラへ

http://otaketakahiro.com/academy

※株式会社アットオフィスは4月1日から
株式会社ハッチワークに社名が変わりました。
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▼プロフィール:
インスクエア メルマガ編集長
・氏名:大竹 啓裕
・出身:福島県
役職:株式会社ハッチ・ワーク 社長 
コーポレートサイト http://hatchwork.co.jp/

ストックビジネスアカデミー 主宰

http://otaketakahiro.com/academy

不動産活用ネットワーク 代表

著書:ストックビジネスの教科書(ポプラ社)
著書公式HP:http://otaketakahiro.com/book 
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『理論と実践』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1558

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01 ┃本日のコラム『 理論と実践 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
昨年2017年5月に京都へ移って、1年が
経過しました。
もう1年という感じですが、いま行って
いること、実現を目指すことについて、
今日はコメントします。

世界との対比では、いろいろ意見もありますが、
日本では東京の持つ情報、活動力は圧倒的です。
日本中から、全ての領域に関わる人、情報
が集積しています。

ITを含む先端技術、情報ビジネスを推進
するためには、最適な場所であることは
明らかです。
私自身、緊張感をもって45年過ごしてきました。

外からの情報インプットが、多面的で膨大
ですから、流れている情報を取捨選択する
ことに精神を集中させます。

重要と判断したことに対して直接、面談確認。
ミーティングも頻繁です。
1日4回打ち合わせ、夜は前半/後半2回と
いうことも日常的です。
情報との接点の速さと、広さが他社との
差別化でもあります。

65才を過ぎて、違った道を探そう
というのが、京都転居でした。

環境を変えると、ビジネス課題も、
自ずと変化します。
ビジネス情報への接点は激減です。
従来の顧客との接点は、意識的に整理
しましたからありません。

流れ込んでくる情報を、整理する必要
がないので、時間がたっぷり生まれます。

私の課題である、データベース
コンテンツへの取り組みを改めて強化
しようとしています。
そのためには、プログラミングなど
情報処理的な要素だけでなく確率統計
といった学問領域の知見の導入があります。

今日テーマとした学問と実践、
科学と技術、理学と工学、基礎と応用、
大学と産業界など対比、対立的な
いろいろな表現があります。
アカデミズムとビジネスともいます。

違いを強調することは、お互いの
発展にとって意味がなく、相互補完で
あることは明らかです。

学問の世界が、抽象的な形で表現する
のに対して、実践の現場では具体的な
事象への適用が課題です。
その時、抽象的に表現されている
最新知見を他社より早く、深く適用する
ことができると競争優位を獲得します。

これをまず、個人のレベルで実践する
のが私の京都における課題です。
確率統計の領域では、実践のツールと
してオープンソースRがあります。

これは新しく習得し、機能させています。
まだまだ初心者ですが、AIツール
Watsonの適用、評価のためのデータ
分析に活用します。

もう一つの局となる学問。
こちらは現代風の確率論としての
体系化は1990年ごろ。
平均値、期待値の定義が射影と関数で
行われています。
抽象化が進んで難解です。

関数を知らなくても、出現数値を
たし算で合計し、回数で割れば平均値です。
既存の手順で満足するか、その定義
意味を抽象的な意味で理解しようと
追いかけるか。
新しい知見は、抽象化された領域が
先行します。

自分の課題との関係を理解するため
には、自分で解釈するのが最適です。
ということで、基礎理論にも挑戦します。
膨大なインプット処理と、全く異なります。
1990年間出版の書籍を図書館で、
時間をかけて読み込んでいます。

無理はしない。
理解スピードは気にしない。
もう少し進むと、現役研究者、教授との
コミュニケーションに進みます。

私は、たくさんの実データとの接点を
持っています。
抽象化された、学問の世界の研究を
実践に活用するヒントを見つけられる。

個人の中で学問と実践を共存、発展させ
ようとしています。
成果につながりそうな場合は、組織化を
考えます。
まずは自分の中で、学問と実践です。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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