『事業承継に知的資産経営を』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1203
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■━━━━━━[vol.1203] 2017/02/09━■
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01本日のコラム -
事業承継に知的資産経営を
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石井 亜由美 (いしい行政書士事務所 代表)
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皆様こんにちは!!
インスクエアサポーターの石井です。
本日は事業承継の相談&検討をチーム会議で行って
おりました。
最近は他士業の方々とチームで取り組
む案件が多くなって来ています。
特に建設業など許
認可がからむ事業承継では、数年準備にかかること
も
少なくなりません。
その中である会社の事例で知
的資産経営のことが話題になったので、
本日は「知
的資産経営」についてお伝えしたいと思います。
<知的資産経営とは?>
「知的資産」とは、人材、技術、組織力、顧客との
ネットワーク、
ブランド等の目に見えない資産のこ
とで、企業の競争力の源泉となるものです。
これは
、特許やノウハウなどの「知的財産」だけではなく
、
組織や人材、ネットワークなどの企業の強みとな
る資産を総称する
幅広い考え方であることに注意が
必要です。
さらに、このような企業に固有の知的資
産を認識し、
有効に組み合わせて活用していくこと
を通じて収益につなげる経営を
「知的資産経営」と
呼びます。
・・中小企業庁のHPより・・
この知的資産経営に
ついて「報告書」という形でまとめることもあり
ます。
この意義としては大きく分けて2つあると思って
います。
1 対外的な営業ツールとして利用する
HP等で公表している会社も最近増えて来たように
思われます。
融資の際にも有利になることもあるようです。
金融機関だけでなくベンチャーファンドに対して
のアピール材料にもなるようですね。
業歴の短い
会社にとっては、特に効果が高いと思われます。
2 自社の強みを再確認する
自社の経営資源を
最適化する、
事業承継の際に後継者が把握して
おくべきことがまとめられている・・
というの
は大きいと思われます。
今回の相談事例では、
ある会社さんが特許等「知的財産」があること
をきっかけに、
「知的資産」の整理に取り組み、
実は従業員の教育方法に強みがあるということ
がわかったため、
その強みを生かした組織再編
に取り組むことにより、
承継への道筋が具体的
に見えて来た・・という知的資産への着目が、
事業承継に一役買ったというものでした。
どうしても売り上げ、節税、キャッシュフロー
のように、
目に見えるものについて対策をした
くなるものですが、
長い目での企業の存続のた
めにも「知的資産経営」というものを、
意識し
てみるのもよいかと思われます。
きたる2月28日には
~行政書士の強みを生か
した中小企業支援~
というフォーラムが東京都
千代田区で開催されます。
知的資産経営の内容
も盛りだくさんです。
YouStream視聴もできますので、
是非ご覧にな
って頂きたいと思います。
-shien.com/
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▼プロフィール:インスクエア サポーター
・氏名:石井 亜由美(いしい あゆみ)
・いしい行政書士事務所 行政書士
ターンアラウンドマネジャー 事業承継士
(事務所HP)http://gyousei.ayumiis.com/
大阪府立大学工学部化学工学科卒
株式会社東芝 入社
出産退職後、都内特許事務所にて明細書、意見書の作成に従事した
ときには、論理的な文章の組み立て、特許特有の文章作成を学びま
した。
薬事業務が大好きです。一番ワクワクします!
最近は、信託、事業承継のご相談を受けることが多くなってきました。
平成16年 行政書士事務所を開業
平成27年 ターンアラウンドマネジャー資格取得(企業再生実務)
事業承継士取得
平成28年 事業承継マネジャー取得
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