『Amazonが考えるビジネスモデルは驚異だ!』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1161
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■━━━━━━[vol.1161] 2016/12/12━■
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01本日のコラム -
Amazonが考えるビジネスモデルは驚異だ!
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大竹 啓裕 (アットオフィス社長)
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お仕事中お邪魔します。
大竹です
今日は先週発売で話題になったAmazonダッシュボタン
の話をします。
いまやアメリカ発の成功ビジネスはことごとく
ストックビジネスですが、短期的収益しか見ない
時代にAmazonの戦略は、当時批判がありながら
もIT技術を使って長期的利益を追求するモデル
として成功を収め実証したわけです。今では
ストックビジネスが高い評価を得るようにな
ってきました。
あなたはAmazonのダッシュボタンをご存知ですか
ダッシュボタンとは、日用品の近くに小さな
発注端末(ダッシュボタン)を置いておいて
商品が無くなるとそのボタンで1クリック
注文ができるというもの
ボタンは500円で購入しますが、ボタンを通
じた初回注文時に500円差し引かれるので実質無料。
Amazon Dash担当ディレクターのDaniel Rausch
氏は、「日用品の買い物はただの労力であり、
ショッピングに行っても楽しいものではない。
Amazonのミッションは、日用品のシッピング
体験を消滅させることだ」(引用:cnetjapan)
と言っています
でも私はここで、ちょっと引っ掛かりがある。
「日用品の買い物はショッピングに行っても
楽しいものではない」・・・なるほどね
でも本当だろうか? 違和感があります。
そこでAmazonのミッションを調べるとこの3つでした
「地球上でもっともお客様を大切にする企業であること」
「地球上で求められるあらゆるものを探し、発見で
き、購入できる場を提供する」
「常にお客様からスタートし、お客様の立場で
いろんなことを考える」
創業者ジェフ・ベゾスは、
「短期ではお客様に満足度を与えられない。長い目で
見ることによって、本当の意味でお客様が高い満足度
が得られるんだ」と言っています
この発想はなかなか言えない。
「長い目で見ることによって、本当の意味でお客様が
高い満足度が得られるんだ」ということは連続的に
購買してもらおうという究極の継続率追求ストック
思考です。
Amazonはアメリカ企業にあってアメリカ的ではない実
にユニークな会社です。普通なら上場したら赤字を長
年垂れ流すことはありえないが、Amazonは違っていま
した
2015年でさえ1070.06億ドルの売上で営業利益率
は2.1%。利益を押上ているのはAmazon Web Servi
ces(AWS)というクラウドコンピューティングのIT
インフラサービスです。
さてそのAmazonのダッシュボタンにはどういう
意味があるのか
「日用品の買い物はただの労力であり、ショッピング
に行っても楽しいものではない」というのはたしか
にわかるが、本来買い物自体は楽しいものです。
このボタンの怖さは、物が無くなったと気づいた
瞬間に購入ボタンを押させるということだと思います
商品を注文するには、これ以上の川上は存在しません
、他を選ぶ隙間がない。
すごいことを考えている。
そこで、
私は早速発売日に1個購入して試してみました。
こんな感じです
http://otaketakahiro.com/archives/1395
Amazonダッシュボタンの意味をもっと深く掘り
下げてみましょう。
でもメルマガでは長くなりすぎますので、詳しくは
こちらで写真も入れながら解説の続きをします
http://otaketakahiro.com/archives/1395
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▼プロフィール:
インスクエア メルマガ編集長
・氏名:大竹 啓裕
・出身:福島県
役職:株式会社アットオフィス 社長
会社ブログ:http://ao-ceo.jugem.jp
㈱ストック総研 会長
大竹アンドパートナーズ税理士事務所
シニアコンサルタント
インスクエアサポーター(ビジネスモデル担当)
非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会
副理事長
不動産活用ネットワーク 代表
著書:ストックビジネスの教科書(ポプラ社)
著書公式HP:http://otaketakahiro.com/book
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