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『まだまだ使える、レガシーなIT資産』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1185

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■━━━━━━[vol.1185] 2017/01/17━━■

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01本日のコラム -

まだまだ使える、レガシーなIT資産
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松澤 和重(株式会社CNETメディアサービス)
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ITサポーターの松澤です。
本年もよろしくお願いいたします。

昨日からデジタルサイネージの商談で札幌に来ています。
先週は東京でも寒い一週間でしたが、札幌でもそれは同じで、
先週は日中でも氷点下の日が続いたようです。

昨日は最高気温が氷点下ではなくてとても暖かいと現地の方
は喜んでいました。それでも歩道には1メートル以上の雪が
積み上がり、道路もツルツル状態です。寒いところの人々は
たくましいですね(ガチガチの道路で自転車に乗っている人
がいます!)。

さて、今回はデジタルサイネージの商談ですが、当社が扱っ
ているデジタルサイネージソフトウェアは「メディアプレゼ
ンター」という、リリースから15年以上経過しているソフ
トウェアを核とするシステムです。

運用管理など周辺のツールは最新のサービスを利用していま
すが、核となるデジタルサイネージソフトは古いソフトを使
わざるを得ません。これを最新の技術に作り替えるにはコス
トがかかります。また、作り変えなければならないほどの機
能の見劣りもありません(見た目は古めかしいが)。

当社のソフトウェアはデスクトップソフトウェアなので、ど
うしても対応が難しかったのがクラウド対応でした。当然競
合他社もあるわけで、それらはクラウド(ウェブ)システム
です。

今回の商談でも競合がありますが、当然クラウドです。

ここで、少し知識がある方であれば、仮想化してリモートデ
スクトップで使わせれば、ということはすぐ考えつきます。

その通りなのですが、現状では更に技術が進んで、デスクト
ップの仮想化ではなくて、アプリケーションの仮想化技術が
確立しています。

大企業などでは古い業務システムを世界的に、全国的に利用
したいというニーズはありますので。そのためのソリューシ
ョンだと思われます。

本当にPCにインストールしたアプリのようにシステムを使
えます。クラウドということがわからないので、逆に本当に
クラウドなの?と疑われることもあるかもしれません。

ただし、これらのサービスで問題なのは仮想化するサーバー
の費用です。特にライセンスの費用が大きく、小規模な企業
が負担するのは大変です。

しかし、これも現在ではクリアすることができます。ライセ
ンス費用を含むサーバーを、やはりクラウドサーバーを利用
することで、安価に構築することができます。

当社のデジタルサイネージシステムの場合はNTTコミュニ
ケーションの「クラウドエヌ」を利用しています。

クラウドサービスがレガシーなIT資産をクラウド化し、ま
たお金を生む新たなサービスとして再利用できるかもしれな
い、面白いチャレンジです。

また、そのようなご要望がありましたら是非ご相談下さい!

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今回出張の行きの飛行機でKindle本の「アカマイ」という企
業の本を読みました。聞いたことはありますし、長年エンジ
ニアとして活動していますが、まだまだ知らないことは多い
なと改めて感じる面白い本でした。ざっと読めますのでお勧
めです。

では、また。

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▼プロフィール:
・インスクエア公式サポーター IT担当
・氏名:松澤 和重(まつざわ かずしげ)
 http://www.cnet-media.co.jp/contact
・所属:(株)CNETメディアサービス 代表取締役
 http://www.cnet-media.co.jp
・データ復旧のプロフェッショナル Dr.DATA ドクターデータ
 http://www.drdata.jp
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