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『【後編】なぜ世界中がストックビジネスに向かっているのか』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1213

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■━━━━━━[vol.1213] 2017/02/20━■

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01本日のコラム -

【後編】なぜ世界中がストックビジネスに向かっているのか

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大竹 啓裕 (アットオフィス社長)
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本日もお仕事中お邪魔します。

「なぜ世界中がストックビジネスに向かっているのか」
ここから【後編】です。

【前編】では
実はここ10年のイノベーションによって、
その劣化を防ぐため技術や、簡単に課金する技術が開発
されて月額制に転換するハードルを下げました。
それは、いままで大企業でしかできなかったような
システムを安く使えて、中小企業には難しいとされていた
価値を維持することや、定額課金の壁が取り除かれたよう
なものです。
◆デジタルが発達してデータ化されるものは劣化しなく
なりました。【拡散しても劣化しない技術】

◆人の感情が下がりきらないように手間なく顧客に刺激を
与えるモチベーション管理ができるようになりました。
【情報管理の技術】

◆IT技術が発達して世界中に同時に配信できるように
なりました。【タイムラグが無くなる技術】

◆お金を毎月もらうという面倒な行為を代行してくれる
それも、格安で代行してくれるサービスが低額で使える
ようになりました。【便利な課金のサービス】

いままで、初期投資があるから踏み出せない商品サービスが
【便利なツール】を【借りて使う】ことで誰でも作れるよう
になって来ました。

ということで、ストックビジネスが生まれやすいイノベーション
技術の存在が鍵と言いました。
その結果、Amazonのような巨大な一強にマーケットが
支配されるまでの現象が起きている。
はたして諦めるべきなのか?

さてその先の未来の話をしましょう。

悲しいかな、この結末にはもう巨大企業には勝てない
ということになりますが、はたしてそうか?

弱者でも長期間収益を維持できる方法がないものか
私は弱者でもストック化には成功するための
ルールがあることを見つけました。

IT技術ですぐに競合商品をつくれる時代になって
競争優位が維持できる期間が極端に短くなったわけです。
ストックビジネスをつくれるテクノロジーは整ったのに
短期間で巨大企業に飲み込まれる。
それでは人生掛けて事業を立ち上げた意味がありません。

ストックビジネスは商品サービスの設計から「時間を味方
にする」構造にしますので、3-5年はむしろ歓迎すべき
時間のはずです。
だから、すぐに大手競合が出現して収益がなくなるという
ことでは意味がないんです。

そこで対処法はないものかと、ストックビジネスで成功
している企業を見ていくと共通点がありました。

それはサービスの「本質」がストックビジネスにできるもの
を選んでいることです。
つまり、商品サービスが生まれる時からストックビジネスに
なる要素が大きいということ。
それは、その当時は偶然だった可能性もあるでしょう
これこそストックビジネスの構築を体系で見られるように
なった今だら気づくことですが、

ではあなたのビジネスはどうなのか?

選べなければそれをつくるということです。

例えば、わたしもストックビジネスとは程遠いカフェを
池袋で始めましたがカフェの価値はなにか分解すると
・人が集う
・美味しい
・仕事作業ができる
・セッションができる
などカフェという施設が提供している機能が出てきます。

ここからお客様はどんな価値を得ることでお金を払って
いるのかと考えます。

さらに、
将来的にも伸びる部分を長期的視点で探します、その価値
を劣化させないで提供するにはどうするかアプローチ
を考えます。

すると答えが出てきます。
見つけた答えは「コミュニティーカフェ」
なぜコミュニティーカフェになったのかは、書籍に
も書きましたが、このストックビジネスを作る
プロセスはだれでもできるプログラムにしました。

強大な敵と戦うには武器が必要で、このような
事例を共有してストックビジネスが自分で
作れるようにならなければなりません。
それには実践型学習の場所が必要だと思っています。

一連のイノベーションから、全てのビジネスが
ストック化していくのは時代背景から考えて当然の
ことだということがわかります。

アイデアと小手先を変えたサービスを作っても一瞬で
後発にキャッチアップされる可能性がますます高く
なるでしょう。
特にインターネットの中だけで完結するサービスは
その傾向が強い。

今回の研究でわかったことは、世の中の流れの中でも
継続する大きな流れがありますので、それを商品サービス
に必ず取り入れる長期的視点の大切さと、表面上の機能
ではなくて本質の価値の大切さ。
あらゆるものを排除しても最後に残るお客様の求める
本質的な価値です。そしてその価値を最大限利用して
あなたの事業をストックビジネスにするという事ができる。

この考え方で構築するアプローチ方法が
「RUST構築法」
ストックビジネスを完成させるための最後のワンピース
だということです。

ブログ更新しました

http://otaketakahiro.com/

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▼プロフィール:
インスクエア メルマガ編集長
・氏名:大竹 啓裕
・出身:福島県
役職:株式会社アットオフィス 社長 
会社ブログ:http://ao-ceo.jugem.jp
㈱ストック総研 会長

http://otaketakahiro.com/ 

大竹アンドパートナーズ税理士事務所
シニアコンサルタント
インスクエアサポーター(ビジネスモデル担当)
非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会
副理事長
不動産活用ネットワーク 代表

著書:ストックビジネスの教科書(ポプラ社)
著書公式HP:http://otaketakahiro.com/book 
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