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『アフリカで売れているのは◯◯付き冷蔵庫?!』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1222

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■━━━━━━[vol.1222] 2017/03/02━■

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01本日のコラム -

アフリカで売れているのは◯◯付き冷蔵庫?!

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坂口真梨奈 (株式会社スパークトレーディングジャパン 代表取締役)
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皆さまこんちには!
スパークトレーディングの坂口です。

今日は、外国企業とビジネスをする上で、
私が重要視しているローカライズについ
てお話したいと思います。

外国企業とやり取りをしていると、日本
文化や商習慣に捕われることなく、柔軟
な対応が求められる場面が多々あるものです。

私が今まで見てきた外国企業は、商談の際に、
最低3パターンの商品を持っていくことが
ほとんどです。

さらに驚かされるのは、相手側から「ここ
はこうして欲しい」など、何かしらの変更
を求められた場合。

彼らは当たり前のように、次の日までに新
しいものを用意してくるのです。

このスピード感には、カルチャーショック
を受けました。

異なる民族や文化が共存しあう地域では、
少なくとも、日本と比べて圧倒的に「変更
を加える」ことに慣れていると言えるでしょう。

カスタマイズにおける極端な例として、
外国のレストランで何か注文しているシー
ンを思い浮かべてみてください。

お客さんが、「マヨネーズは抜いて、代わ
りにケチャップにして欲しい」とか「ドレ
ッシングはかけないで、別皿で欲しい」など
、個々の好みを伝えるのは当たり前ですよね。

よって店員さんも、このようなリクエスト
に対応することに慣れています。

一方、日本でこれと同じことをすると、
「わがままな人だな」と、あまり良くない
印象を与えてしまう可能性すらあります。

この例だけ見ても、日本的考え方は、世界
的にみて少数派であると思われます。

南アフリカにも、ナイジェリアにも
スーパーやショッピングモールに行けば
外国製品はたくさんあります。

そして、売れている商品に付いているのは
、”Made for Africa”のタグ。

例えば、韓国メーカーの冷蔵庫。
なんと、冷蔵庫にカギと停電用のバッテ
リーが付いているのです。

中間層以上をターゲットしている商品なの
で、日本製品と同等か、少し高い価格設定
であるにも関わらず、よく売れています。

残念ながら、日本製品との差は歴然です。

現地の人が抱いていた日々の不満を知り、
それにあった解決策を提供した一つ例です。

そんなニーズを掴むまでには、しっかりと
したリサーチがあったからでしょう。

ちなみに、なぜカギが付いているかと言うと、
メイドさんに中身を盗まれないように・・・

今後、日本企業にとって、このローカラ
イズは必ずキーになります。

弊社では、アフリカをはじめとした市場
調査を行っています。

ご興味のある方は下記メールアドレスより
お問い合わせ下さいませ!

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▼プロフィール:インスクエア サポーター

・氏名:坂口 真梨奈(さかぐち まりな)
・出身:神奈川県横浜市
・役職:㈱スパークトレーディングジャパン代表取締役
・職種:海外ビジネスコンサルティング、貿易
【会社HP】http://sparktrading.co.jp/
【メール】marina.sakaguchi@sparktrading.co.jp
【ブログ】

http://profile.ameba.jp/sparktradingjapan/?frm_id=v.mypage-profile–myname

中小企業としていち早く南アフリカ、レソトに拠点を設立。
人口拡大、経済成長が著しいアフリカ大陸への日本企業進出をバックアップ。
初めての就職で米国へ渡り、以降「外から見た日本」の姿を分析。
海外ビジネスにおいてマーケティングとローカライズを重要視している。

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