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『京都の1か月』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1295

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■━━━━━━[vol.1295] 2017/06/02━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 京都の1か月 』
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  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
今日はもう6月です。
5月1日京都へ転居し、新しく学生とのビジネスの模索を
開始して1か月が経過しました。
今日はここまでの活動に関するコメントです。

とにかく大学については、半世紀近いギャップがあります。
建物はもちろん、学生の日常活動パターン、関心事も変わって当然です。
就職氷河期もありました。
今は売り手市場といわれています。
昨日、6月1日は面接の解禁日で、大学構内でもリクルート
スーツが目立ちました。

学生の行動と無関係に、社会の要請も時の経済動向、政権の意向で
変化し時には強制するのですが、若い学生の活力、創意工夫が
次の時代を作っていくことはいつの時代も変わりません。
国という単位でみても、グローバルに見ても同じです。

学生の創意工夫が発揮できる環境を提供できる国、機関が栄え、
そうでない国は、相対的に影響力が低下していきます。
類としてのヒトの個体には寿命があり、ある年齢では死に、
その以前に活動力は低下していきます。
世代交代は不可欠です。
繰り返しになりますが、学生起業プロジェクトの基本コンセプトです。

本メルマガを含めていくつかの形で、上記趣旨を発信しています。
数名の方から、明確な支援、連携、対象拡大の提案をいただいています。

自主ゼミへの講師としての参加を前提として、異論を含めて
よりオープンに地域の若者への働きかけ、海外の学生との交流、
より具体的に、起業対象をIOTに絞っては、
といった提案もいただき、議論の機会もありました。

環境科学の視点から、独自に大学へのアプローチを準備する友人。
積極的な、励ましのメールも複数の方からいただきました。
理念はいいが時間がかかる。事業としては効率的でない。
当然、疑問のコメントもあります。

まだ形にならない企画で、模索中ですが励まされています。
皆さんに具体的な提案ができるように、活動を進めます。

1か月のまとめです。
当初から5月は働きかけを焦らな。ひたすら現状の学生生活を
同じ空間で過ごし、感覚でつかむこととしていました。
セキュリティの強化は大きな変化で、勝手な活動へは大きな障害です。
これは、やむを得ない事実として受け入れます。

外部者として、可能ないくつかの構内活動の認証を、取得しました。
まず生活協同組合の組合員として登録、組合員カードを取得。
本日6月2日、付属図書館の入館カードを取得しました。
卒業生カードの取得です。
今このメルマガは、図書館で作成しています。

全く物音がしません。
金曜午前ですから授業があるせいでしょう、在館数十名です。
ここでは話すことができませんね。
学生への働きかけはやはり生協食堂ですね。

当然ですが、資料は山のようにあります。
初めてなので、開架式の書籍を見ると「スタンフォード21世紀を創る大
学」
が目につきました。
スタンフォード大学の作風移転にも参考にできそうです。

来週からは、関係者アプローチを開始します。
3人の起業メンバー、15人の積極的支援者、150人のウオッチャー
3階層の組織を目指します。

「赤子」の精神で、既存秩序を尊重し、できるだけ無理がない
告知を目指します。
まずは、現在の産業連携系の一般講座関係者へのアプローチ、
学生の多様性を主張する教官とのコンタクトを進めます。

あまり先が見えない行動計画ですが、動きながら考ます。
官製ベンチャーを反面教師として、公的な評価対象にならない、
それでも、3人は真剣にビジネスを志向するプロジェクトを発掘します。

IPS細胞のような、膨大な研究開発費を必要とする事業ではなく、
IOTのような、どこにでもある課題を解決するビジネスの追求です。
クラウドは、新規サービス開発のコストを劇的に下げました。
対象をとらえる感性、ソリューションの創造力、一気にやりきる瞬発力
この勝負です。

若干の初期資金を提供し、企画の実現、事業化を同じ学生として
支えていきます。
ここでも資金調達は課題です。

京都からの活動開始の報告でした。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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