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『東京のあわただしさ』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1418

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01 ┃本日のコラム『 東京のあわただしさ 』
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  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
先週は、木曜から土曜まで東京でした。
環境が変わると、個別の行動も想定通りに
いかず、先週のメルマガは翌日送りとなりました。

今日は、離れて感じる東京のあわただしさ
から感じた、ビジネス環境の多様性追求でコメントします。

私は、22歳で就職、田園都市線沿線の
独身寮で東京の生活を始めて、44年
東京首都圏のビジネスサイクルの中で
過ごしてきました。

60歳を過ぎて少し意識的に変化を
つけようと、草加で3年、松戸で8か月
の準備期間を経て、現在京都です。

ビジネスの継続性、人的な交流は、
東京になりますから、ほぼ毎月東京へ
出かけることになります。
生活のリズムが地方になじんでくると、
当たり前だった、東京の流れに違和感を
感じてきます。5か月間の変化です。

京都では毎日1時間の移動時間を持つ
ようにしていますが、鴨川の河原を
片道30分の徒歩移動です。
東京では、かつてのパターンを踏襲して、
1日に6つの面談、打ち合わせです。
それぞれ駅まで徒歩、電車、目的地へ徒歩です。

あまり苦になることはなく、空いた時間を
埋めるべく予定を埋めていくことが普通でした。
今回初めての感覚ですが、これが苦痛でした。
生活環境ではなく、単なる体力の低下が
原因かもしれません。

エイジレスの起業、継続的なビジネス
を実践するためには、それぞれの環境
に合わせた仕事の仕方、ビジネスモデル
の構築が必要です。
環境の要素として年齢、体力、知力
その他機能低下も含まれます。
現実に目は見えにくくなり、
耳も聞こえにくくなります。

いわゆる定年という制度があり、
60,65歳でご苦労様ということで、
職場から退場の根拠でもあります。
この枠に入らないのが、独裁的な
オーナー経営者、政治家、やめられない零細事業主。

みんな年金で、蕎麦打ちでもやりますか?
有り余る時間を使って旅行にでも行きますか?
悪くない選択ですが、違う生き方があります。
自分の現状を受け入れ、新しいビジネス環境を作る。

東京の人、あわただしさはすさまじい、
少し離れるととてもついていけない。
1日に6つのスケジュールは無理。
そう、無理しない。
自分なりの進め方に変えてしまう。
おそらく東京でも、多様な働き方があります。

人より少しでも早く情報を取得して、
行動する。最新の技術動向、情報を
常にウオッチング、関係者とコンタクト
する。
そのための人的ネットワークをいつの更新維持する。

これを実践するためには、毎日6つの
ミーティングが必須になります。

より広く、より新しい情報取得を放棄します。
対象領域を絞り、情報サイクルを延長します。
これにより、会うべき相手も絞られます。

草加、松戸と距離を置いてみたのも
ある意味その準備でした。
日経新聞も毎日読まない。
週に一度2時間程度で、先週の朝刊
だけ目を通す。
テレビは見ない。

インプットする情報は絞っていましたが、
東京のコンタクトは絞り込みが
できていませんでした。
疲労が変化を促しました。
東京のあわただしさは、活力の源泉
です。変化することはありません。
自分の関与の仕方を自分でコントロールします。

団塊世代を含め、元気な高齢者は
どんどん増加です。
旅行も、蕎麦打ちもいいのですが、
それぞれの身の丈に合った多様な
仕事環境を作りだすほうが、
もっと楽しいということを主張、
実践していきます。

みんな環境が違うので、群れる必要は
ありません。
自分の固有スタイルを追求します。
結果として自然な連携が生まれることを
期待します。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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