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『もう一度、適正価格の見直しを!プライシング革命』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1456

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01本日のコラム -

もう一度、適正価格の見直しを!プライシング革命
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白濱 一久 (飲食店・食品商品開発プロデューサー)
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こんにちは!

今年も「きっと君は来ない♪♪」の季節がやってきました。
忘年会、クリスマスと浪費の毎日、すぐそこにお正月様もい
らっしゃいます(笑)

飲食店は稼ぎ時です。でもやっぱり「食」に関するデフレ感
は「食」業界、さっぱり脱却できてない様に思います。

「食」以外のビジネスを生業にされている方々にすれば、喜
ばしい事だと思いますが、飲食繁盛店でも利益率の減少はか
なり深刻な問題です。

さて、今日の本題です。

「もう一度、適正価格の見直しを!プライシング革命」

です。

日本の企業では聞きなれない「プライシング」ですが、欧米
では、ほとんどの大企業に商品価格を決めるだけの部署「プ
ライシング部」が存在します。

市場や競合を研究するだけではなく、自社内取引慣習の見直
し、仕入れ、工程、ありとあらゆる角度から適正価格を計り
出します。企業の利益を生み出すエンジンとも言えます。

ただし、「プライシング」理論は日本の考え方と根本的に全
く違う角度からの理論です。

日本式は、原価、人件費、物流費、PR費等、積み重ねてから
の販売価格、というのが基本的な考え方と思われます。

しかし、欧米は顧客が感じるバリューを最大限に大きくして
商品価値を高め、価格を決めます。商品開発中に同時にバリ
ューを徹底して分析・追及して最大限の利益幅を求めます。

従って、日本のようにマク〇〇ルドや吉〇屋等の自社の未来
もかえり見ない様な値下げには基本的に追随しませんし、
各現場担当者は売上を上げれない理由に他社のデフレ戦略へ
の敗北は言い訳にはなりません。

日本では逆に、中小企業の経営者の方々、そうですトップの
方々が「食のデフレ」を敗北原因に堂々と(笑)語られます。

「アホか!」

です。

「プライシング部門」が一般的認識の無い日本では、先ず経
営者の皆様が「プライシング」を猛勉強すべきです。

「飲食店の利益は売上の10%」これが長年の定説で、原価率
の低い所謂「粉もの」は儲かる。とか、繁盛すると固定費の
占める率が下がって利益率が20%・30%と上がっていきます
が、人件費、食材費の高騰で飲食店の利益は爆下がりです。

このままでは、総倒れです。

はっきり言います。

今こそ、顧客が感じるバリューを命がけで生み出して、値上
げすべきです。

その時の、負けない戦略作りに必要なのが、

「プライシング戦略」の知識と戦術です。

その他の条件を変わらないと仮定して、販売数を1%上げて
も利益率は数%しか上がらないのに、価格を1%上げると、利
益率は二桁%上がり、実質利益は1.5%以上がるという世界的
な大手コンサルティング会社の研究結果も出ています。

「価格の1%」

700円のラーメンを707円にするだけです。

後は、お金をかけずにお客様が感じるバリューを上げるだけ
です。

私が生業とする飲食業界は情報・ITリテラシーが低いと言わ
れていす。

確かにそうです(泣)。

しかし、今、猛勉強して実践しないと未来はありません。

そのお手伝いをしながら、青い鳥になって未来を探り、
「食のマーケッター」として走っていきたいと思います。

今すぐ、相談してください。

過払い金の相談窓口の宣伝文句みたいになってます(笑)

さてさてそんなこんなで海外視察、新商品開発の依頼、飲食店
のプロデュースも随時受け付けております。
下記、メールアドレスまでお連絡下さい。

それでは、多謝・再見
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▼プロフィール:飲食店・食品プロデューサー
・氏名:白濱 一久(しらはま かずひさ)
・出身:福岡県
フーディア株式会社 代表取締役

http://foodia-inc.com/

飲食プロデュース歴17年
国内8業態62店舗、海外4業態7店舗の実績
食品商品開発・地方ブランディング歴8年
インスクエアサポーター(食品飲食ビジネス・海外進出担当)
連絡先:shirahama.imagine@gmail.com
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