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『バッタ屋から量販店、そして。。』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1458

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01 ┃本日のコラム『バッタ屋から量販店、そして。。』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
首都圏を離れて半年になります。
30分移動すると秋葉原、新宿、池袋と
各種店舗散策ができる環境から、ネット
通販中心に切り替わっています。

今日は、ここで感じた変化することの
むつかしさへのコメントです。

京都では、アマゾン、楽天、ヤフオク、
ビック、ヨドバシ、価格コム。
実店舗間移動が30分に対して、
ネットだと瞬時です。

それぞれがメーカではなく流通ですから、
基本同じ商品です。
税込み価格、送料別などいくつかの
比較基準の理解、サイトの品位への必要も
必要です。

先日は、ソニーの接続ケーブルをアマゾン
1120円に対して、ヤフオクで580円、
最安値で購入したつもりが配送手数料850円
ということで、1430円。
まあこんなこともあるかと、支払うと
1週間後にアマゾンから配達がありました。
何事も経験。

本題です。
実店舗散策の経験で、店舗特性につい
て私は仮説をもっていました。
ソフト流通会社の時代、販売店、量販店
への卸価格などの交渉経過を実地で知る
経験もありました。
大手特にヨドバシの力は絶対です。

モバイルルータとタブレットセット販売、
プリンターなど店舗散策は仮説検証で、
購入はヨドバシでした。
10パーセントポイントを加味すると最安。
その裏付けは仕入れ率が最低、在庫管理、
配送間接費が極限まで圧縮され、
最安値で利益が出せる。
量販で利益は拡大できる。

今回それが崩れました。
小さな調理家電品を購入しようと比較です。
ヨドバシ25,330円、価格コム21,455円
=10%ポイント反映後で1,342円差です。
同じ価格で、複数業者があるので、
大阪の業者を選択して発注、翌日届きました。

仮説の崩壊です。かなりショックです。

20年ほど前、ヨドバシのシステム試作を
担当し、社長から沿革、思想をお聞きしました。
新宿淀橋でバッタ屋といわれた安売り店。
当時高級なカメラを格安で販売することで、
評判を呼び家電品へ対象を拡張。

当時は、家電メーカが値崩れを防ぐために、
目玉商品を客に扮して買い、欠品にして
いったということです。
これは、メーカ側の会社から聞きました。

類似のバッタ屋はいくつもありましたが、
ヨドバシは個品管理のためのバーコードを
全商品に付加し、システム化を徹底。
販売管理費を固定化し規模拡大による利益を
享受、ポイントシステムを考案し顧客に還元、
顧客の固定化。
深夜時間帯のテレビCM。

バッタ屋から量販店へ転換です。
システム化は継続的に革新し、ERP=総合
経営管理システムも世界標準SAPを導入
しています。
新宿淀橋から全国に店舗を持つ
最大手量販店です。

アマゾンの当日配達にも、国内唯一
ともいえる対抗サービスを打ち出しています。

最大手量販店からどこへ行くか?
バッタ屋からの転換は大成功。アマゾンは
いわば、外敵の侵入です。
ここまで培ってきた配送管理ノウハウで、
対抗、競争に勝つ?
同じ領域で戦うと、負けます。アマゾンの
世界はボリュームが最後の決定要素です。

むしろ、足元ヨドバシより安く販売
できる流通が存在している事実に
注目すべきです。
これは、ヨドバシの課題ではなくて
今から事業を創出する私たちが考える
べきことです。

量販店より安く販売することで、継続的
収益が確保できるか検証できていませんが、
現在の流通を考えると確かに工夫の
余地があります。

発注が履いた時点で、メーカ(問屋発注)、
配送業者の直接デリバリ。
店舗、倉庫を持っていないことが強み
になります。

バッタ屋から最大手量販店まで40年、
EC通販価格でアマゾン、量販大手に対応する
販売業者の登場です。
ただ価格競争モデルですから、あるすみわけ
の中で一定の領域を創れるかもしれませんが、
大手量販にとって代わることは不可能です。

ここは、小さな工夫ではなく、大きな発想の
転換が規模とは無関係に求められます。
バッタ屋が腕時計全品にバーコードを
付けて管理すると言い、実践した
オーナーもいたわけです。

それぞれの得意な領域があるのですが、
今のキーワードはやはりAIです。
別に機械学習、ディープラーニングの
アルゴリズムとかソフトを作るのではなく、
どこに適用するか、適用のために自分が
固有に持ってるノウハウの洗い出し、
蓄積、ブラッシュアップです。

世の中の情報に惑わされない。
ペッパーが何かを変革することはない。
中途半端な製品に不満を持った開発者が、
ソフトバンクを退職。
次の事業を開始するようです。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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