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『ストックビジネスで痛い目にあいました。』 インスクエア ビジネスニュース Vol.726

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━━━━━━━━━━━■

世代を超えて起業が日本を元気にする!
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.726] 2015/02/26━■

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‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

01:本日のコラム…
  ストックビジネスで痛い目にあいました。
/ 大竹 啓裕 (アットオフィス社長)

02:その他
イベント報告:【会社を潰さない「ストックビジネス」を作る方法】

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01 ┃ 本日のコラム -
  ┃『 ストックビジネスで痛い目にあいました。 』
━━┃………………………………………………………………………
  ┃ /大竹 啓裕 (アットオフィス社長)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みなさんこんにちは、アットオフィスの大竹です

昨晩は当社が運営する成長企業の社長の集まり、「ベンチャーフォ
ーラム」で、いまやマスコミで大変人気のスペースマーケット、
重松社長に登壇頂きました。(ありがとうございます。)

写真付はこちら
http://ao-ceo.jugem.jp/?day=20150226

 冒頭では「シェアリングエコノミー」の話。
このパワーは世界的に広がっていて、欧米中心に広がる新しい概念
だそうです。
ソーシャルメディアの発達により可能になったモノ、お金、
サービス等の交換・共有により成り立つ経済のしくみのことです。

世界的には「Airb&b」のように自分の家を旅行者の宿泊に貸す
サービスに時価1兆円がついているそう、1年間に600万
宿泊数は世界最大のホテルチェーンよりも大きいそうですが、
すごいパワーですね。
タクシーの情報共有サイト「Uber」は時価5兆円、とにかく急
成長の新たな分野です。

そのシェアリングエコノミーの分野で日本で急成長している
のが重松社長のスペースマーケットです。
空きスペースのマッチングサイトですが、それだけなら既存
にも事業者はいました。
彼らはそこに意外性を加味して、先行しています。
スタジアムを借りる、お化け屋敷を借りる。
使っていない時間を有効に活用して収益を生む。この話題性を
から一気にステージを上げる手法は興味深いです。

一見、社会性、時代のニーズにあったサービスですが、まだストック
ビジネスとしての完成度は途中だと思いますので、いかにストック
ビジネスに仕上げるか興味深いです。

空きスペースのマッチングがなぜストックビジネスとして未完成か?
先日の講座で解説したポイントが、ストックビジネスの鍵は「ユニ
ット利益」「継続性」「購買頻度」「数」「時間」です。
スペースマーケットの場合は一気にダッシュ出来ていますので、「時間」
は短期間で克服しています。そうすると「継続性」がいかに担保で
きるか?天才的な重松社長の、次に繰り出す一手に注目しています。

私は、実は6年前にシェアビジネスで痛い思いをしています。
「シェア会議室R」として世の中の会議室の空き時間をみなでシェア
するという商品を世に出し商標まで取りました。
システム開発に1年、運営に1年取り組んでストックビジネスとしての
課題を克服できずやり方を変えました。

開発したシステムそのものはいまのアットビジネスセンターとなって
軌道に乗りましたが、当時は空き時間の有効活用という一見いいアイ
デアでも、ストックビジネスを構築するのは難しいと学びました。

なぜシェアがうまくいかなかったのか? 一般企業のオフィスをシェア
する仕組みでは供給の「継続性」を担保できなかったことです。
「継続性」には、供給の継続性と利用の継続性がありどちらも成り立つ
ことが絶対条件です。この二つを見落として、ついつい一方だけで「い
けそう」という気持ちで初めてしまいます。
私は不動産の法律に少しばかり自信があったのがアダになりました。

弁護士とも協議して、大手不動産会社にヒアリングもした上で、理論的
にはクリアできるということだったのですが日本の企業は「グレーに見
えるもの」には積極的になりませんので、なかなか供給が継続しません
でした。

自分がいくら大丈夫と分かっていても、説明しにくいのはダメですね。

1人2人で細々とならできるでしょうが継続的に拡大するビジネスに
しようとするとこれは問題でした。

アイデアだけでは上手くいかないのがストックビジネスです、一見エコ
で社会性がありいいアイデアだとついやりがちですが、長期でビジネスに
できるかどうかは、よく考えたほうがいい。
始めたらやめられないのがこの商売ですので。

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▼プロフィール:インスクエア メルマガ編集長
・氏名:大竹 啓裕(おおたけ・たかひろ)52歳
・出身:福島県
役職:株式会社アットオフィス 社長 
http://in-sq.com/contents/company.html
ブログ:http://ao-ceo.jugem.jp
非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会 副理事長
インスクエアサポーター(ビジネスモデル担当)
—————————————————————-

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02 ┃ その他のお知らせ
━━┃…………………………………………………………………
  ┃ 1.インスクエアイベント報告
  ┃ 【会社を潰さない「ストックビジネス」を作る方法】
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会社を潰さない「ストックビジネス」を作る方法【IS×天狼院】】

またやって欲しいなど、参加者から高評価のセミナーとなりま
した。
■まず前半は、インスクエアを事例にして
『起業で失敗しない為のストックビジネスとは何か?』を理解
するための講義です。
日本の起業の現状について、各種データを分析しながら
インスクエアを生み出した経緯=ストックビジネスが生まれる
過程を紐解きます。
加えて、ストックビジネスとは反対のフロービジネスについても
短期、長期、収益性を比較しながらそれぞれの長所短所を解説。

■天狼院店主三浦さんからのするどい質問に大竹が一つ一つ答
えていきます。
「なぜ、ほとんど資金をかけずに事業が立ちあげられるのか?」
「なぜ、インスクエアは今や予約待ち状態なのか?」

三浦さんが途中で「奇跡のビジネスモデル」と評したことが印象
的でしたが、その理由として「ポイントは信用は貯金です。信用
は現金です。」と大竹が答えていました。

実際に信用が貯金だという根拠はビルオーナーのストックを有効
活用して想定以上の結果を出し続けて来たことを見てきています
ので、納得できました。

それは40歳を過ぎて起業する人の会社存続率が高い理由にもつ
ながり実際にどうやって信用をお金にするかのエピソード『1億の
”えっ?”』の話に会場は大いに盛り上がっておりました(笑)

詳しくはこちらのレポートをご覧下さい
http://in-sq.com/event/?p=335

★インスクエア 関連WEBサイト★
【インスクエア池袋公式サイト】
 http://in-sq.com/index.html
【オフィス探しのポ-タルサイト】
 http://www.at-office.co.jp/
【レンタル会議室探すならアットビジネスセンター】
 http://abc-kaigishitsu.com/
【インスクエア公式サポーター 営業支援担当(株)東京事務所】
 http://www.tokyojimusyo.com/
【ビジネスコンテンツアグリゲーション(株)PDBマーケティ
ング】 http://www.p-db-m.com/
【インスクエア公式サポーター IT担当(株)CNETメディ
アサービス】 http://www.cnet-media.co.jp/
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